不動産がなかなか売れない時の値下げについての考察

 

不動産がなかなか売れない時の値下げについての考察

 

不動産を売却するとなれば、人生でも大きな金銭が動くタイミングとなるため慎重に行動しなければなりません。特に、一生懸命働いてやっと手に入れた念願の土地や建物であったり、相続や贈与によって入手した大切な不動産を売却する場合、その物件に対する思い入れも手伝ってなかなか値下げを承諾できないのも事実でしょう。それでは、売却希望中の不動産がなかなか売れないときの値下げとそのタイミングについて、考察してみましょう。

 

まず、不動産を売却に出す場合には、公開されている土地の評価額や専門業者の査定を経て比較的妥当であると思われる価格で売りに出されるのが一般的なので、いくら売主の希望であっても驚くほどの高額で売り出し開始とはなりません。そのため、専門業者からみても、あるていど買主が付くであろう価格での提供となり一定期間での売却契約成立となることが多いのですが、それでも土地の場所柄であったり、建物の築年数、間取り、周辺環境によってその時々の人気や需要が異なるためにどうしても売れない不動産というのも出てきます。

 

ではその場合、不動産提供価格の値下げを考慮しなければなりませんが、どういった段階を踏むのが妥当なのでしょうか。まず第一に、土地をメインに売り出したい場合には、古い家屋の取り壊しを行って更地として再度売り出しをかけるという方法があります。家屋の大きさによりますが、取り壊し作業には数百万円単位での予算が必要となるため、使いにくい間取りや築年数を経た古屋の建った土地は倦厭されがちです。そこで、この古屋の取り壊し予算の数百万円を売主側が持つという形で、値下げに変えて、土地の売却を試みます。そうすることで、買主は更地を購入し、一から好きな建物を建てる事ができ、検討の対象となるでしょう。利便性の高い土地の価値を下げずに不動産を売却させたいときに便利なのがこの取り壊しを行った後に土地を売却にかけるという方法なのです。